新設備導入で薄板板金の切断品質・エッジのR面取りなど高まる加工仕様ニーズに対応

株式会社浜本工作所 (広島県呉市)

株式会社浜本工作所

■「株式会社浜本工作所」

広島県呉市に本社を置き精密部品・薄板板金加工を手掛ける株式会社浜本工作所が、この度「ファイバーレーザー加工機」「バリ取り機」の新設備を導入。

導入したファイバーレーザー加工機であるアマダ製「VENTIS-3015AJ」は、定格出力4kwの発振器を搭載し最大で3070×1550×100の加工範囲を備えながら、鉄やステンレスはもちろん、アルミ・チタン・銅板・真鍮板などの材質に対応できるファイバーレーザー加工機となっており、従来のものよりも加工速度とワークの切断品質が向上、加えて同時に導入したAuthentec製バリ取り機「AuDeBu 1000」は幅1,000mmまでの中物ワークや小物ワークのバリ取り加工を一度に大量処理することのできるR面取り加工に強いバリ取り機となっています。

ファイバーレーザー加工機による高い精度と切断品質で切り出されたワークを、高品質なR面取り加工を可能とするバリ取り機によってエッジ処理することにより、薄板板金製品に求められる精度やワークのエッジ処理といった今後も高まるニーズに応えつつ、保有するファイバーレーザー溶接ロボットによる高速・高品質な溶接と組み合わせることにより、高い品質を有する工程によって加工される製品を試作品から量産品までニーズに応じて提供できる体制に磨きをかけました。

もとより同社は測定機械や印刷機械向け部品を扱っていることもあり、工程毎の作業管理の徹底や品質基準の統一から製品の持ち運び方法など細かな部分にいたるまで、常に品質向上に向けての取り組みを行っており、今回の新設備導入により同社の製品全体の更なる品質向上が見込まれます。

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