■塗装のつらい作業を減らす新製品“ペイントシェイカー”
「歯車」を代表製品としながら独自の発想と自社技術で移動式ギアポンプや剣道トレーニング器具などの自社オリジナル製品の開発・販売も行っている広島県廿日市市の株式会社広島精機が新たに新商品を開発、一斗缶塗料の【混ぜる(攪拌)】【注ぐ(移注)】の作業が誰でも簡単に行える塗料撹拌移注機“ペイントシェイカー”をリリースしました。
■塗料の撹拌に力がいらないから体の負担が少ない
塗装を行うためには様々な準備が必要ですが、そのなかの一つに容器内で分離や沈殿している塗料をよく混ぜて塗料本来の性能や発色を得るための【撹拌】という作業があります。
よく行われている方法が容器に棒を突っ込んでかき回す、容器ごと振るといった方法ですが、多量の塗料を必要とする塗装の現場では多くの塗料は一斗缶と呼ばれる金属缶に入っています。
ところが注ぎ口から棒を突っ込んで混ぜても届かない範囲がありますし、持ち上げて振るにしても重量が15kg以上はある塗料の入った缶を持ち上げて振るのは大変どころか、下手をすれば怪我にもつながります。
そんな大変な攪拌作業も、同社の塗料撹拌移注機“ペイントシェイカー”なら塗料の入った一斗缶をセットして、あとはハンドルを上下にゆっくりと動かすだけ!
一度セットしてしまえば女性でも簡単に塗料を撹拌することができ、力任せの作業による怪我も防げます。
■楽に注げて塗料を残さず使い切り、場所を選ばない手動式
また、一斗缶をセットした状態で185°の広い回転角があるためしっかりと撹拌できるのはもちろん別の容器へ注ぐ【移注】も軽い力で楽に行うことができ、一斗缶を自分で持ち上げて傾けるのと比べて注ぐ量の調節も簡単、缶の中に残りがちな塗料もきれいに使い切ることができます。
こういった作業において少ない力で動かせるのは力学に基づいた独自の設計あってこそ、ハンドルや可動部の位置などを最適化することにより少ない力での操作を可能としています。
そのうえ手動式でモーターなどの動力を使用していないため、電源が不要で場所を選ばず使用することができ、電源の準備や配線延長などの手間や電気代やメンテナンスのコストも最小限に抑えます。
◇◆塗料撹拌移注機ペイントシェイカー(手動タイプ)◆◇
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