■パイプ・形鋼も加工できる最新6kWファイバーレーザー加工機
山口県岩国市でステンレスをメインに産業機械装置用機器などの薄板板金加工品などを製作する株式会社岩中製作所が最新ファイバーレーザー加工機を導入、既存設備より高出力なレーザー発振器を搭載するモデルにより、加工スピードが向上し切断可能な板厚対応幅も拡大しました。
今回同社が導入したファイバーレーザー加工機はAMADA ENSIS3015RIの定格出力6kWのレーザー発振器を搭載するもので高速切断に対応、板厚も鉄:28mm ステンレス:25mm アルミ・銅・真鍮・チタン:12mmに対応しています。
また、ロータリーインデックス機構を搭載し平板の切断だけでなく、パイプや形鋼への穴あけや切断といった加工も可能で6mの長尺材も搬入可能となっています。
■高出力レーザーと搭載機能で作業効率向上
実際に同機を運用して既設のファイバーレーザー加工機であるAMADA FLC3015AJ(定格出力4kW)と比べるとレーザー発振器の高出力化による加工スピードの向上だけでなく、板用2枚とパイプ・形鋼用の計3枚のパレットが備わる同機は、加工を行っている間でも切断後の材料の回収や次の材料の段取りなどが効率的に行えることから待機時間が減少、既存設備と比べて生産性が向上したそうです。
既設ファイバーレーザー:FLC3015AJ
また、今回の導入に併せて新たな設備を導入したことにより、更に作業効率の向上やコスト面でのメリットがあるとのことでした。
その新しい設備とは…
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