段ボール包装梱包資材とポリエチレン製品の製造という社業を通じて社会に貢献している企業、それがKY社です。
創業当初はセメントの粉を詰める樽の製造からはじまり、時代とともに樽から木箱、段ボールへと製品が遷り変わってきました。現在の主力製品は自動車部品などを包む産業用の特殊段ボールです。形状や寸法、耐久性、組み立てやすさなど試作を重ねて蓄積してきたノウハウを基に、クライアントのもつ課題を見極めて解決策を提案するスタイルの企業です。その製品は実際に開発製造を行い、クライアントが納得するまで打ち合わせを何度も重ねてカタチとなっていきます。



段ボールの市場規模は1兆5000億円といわれ、リサイクル率は95%以上に達しています。そのような業界のなかで特に主力としているのが「大型」「重量物」「特殊包装」「集合包装」をキーワードとする製品です。単に四角い段ボールではなく、このような複雑で強度が必要な製品を製造する企業は近隣では多くありません。こういった需要に対応するため社内には設計開発チームを設置し、経験に裏付けされた豊富な知識をもつスペシャリストが問題解決に機動力を発揮します。
段ボールで箱をつくることを「製函」といい段ボールボックスの製造メーカーは沢山ありますが、段ボールシートも同時に製造する企業は多くありません。同社は段ボールシートを製造できる「シートメーカー」でもあります。クライアントのニーズに適したシートを自由に選定し提案できるのが大きな強みです。



企業が取り組むべき課題は多岐にわたります。事業を軌道にのせていくことはもちろんですが、コーポレートサイトをリニューアルしたり、SNSで情報発信したり、人材採用のための施策も必要な時代です。年配者の退職が続き世代交代の時期にきている今、古い機械を入れ替えたり、食堂を新設したり、新たな倉庫を建設したりと社員が働きやすい環境整備に必要な投資は惜しむことができません。なにより若い世代が入社し年配世代も一致団結して仕事をこなしていく姿は社の誇りです。
3つの強み
- 重いものや、大きなものを海外などに輸送するために特殊な技術を必要とする「大型製品」「集合包装」などが得意
- 段ボールシートを製造するシートメーカーでもあるため、オリジナル段ボールをつくることができます
- お客様のご要望をもとにトライ&エラーで試作を重ね、最適な製品をご提案します
主要製品
- 一般段ボール品(段ボールケース、仕切り、ポスター用ケース、パット、書類ケース など)
- 特殊段ボール品(集合包装、重量物包装、形状包装、ダンボール(複合材)など)
- その他段ボール品(ワンタッチケース、段ボールパレット、ビンボックス、小物ケースなど)
- ポリエチレン製品(ポリエチレン重袋、特殊フィルムなど)
- クラフト紙袋(大型紙袋など)
主要設備
名称 | 代表メーカー | 代表型式 | 能力・特徴 | 台数 |
---|---|---|---|---|
コルゲータ | 三菱重工業 | 1600mm幅、C/f、B/f、CB/f | 1 | |
FFG(フレキソフォールダーグルアー) | 三菱重工業 | サミットⅡ-100 | 1200×250mm | 1 |
FD(フレキソダイカッター) | 三菱重工業 | サミットⅠ-115 | 1500×280mm | 1 |
JPD(ジャンボプリスロダイカッター) | 高橋製作所 | 2200×300mm | 1 | |
JD(ジャンボダイカッター) | 高橋製作所 | 1800×300mm | 1 | |
平盤ダイカッター | 三川 | アバンスⅢ | 1200×1600mm | 1 |
2Pステッチャー | 丸松製作所 | 3000mm | 1 | |
2Pグルアー | ニッキ工業 | 3000mm | 1 | |
サンプルカッター | 日本製図機工業 | 2000×3000mm | 1 |
KY社にご興味のある方は、RYOKO TRADING JAPAN株式会社までご連絡をお願い致します。