航空・エネルギー関連部品粗加工で社会の安心・安全に貢献

切断加工 機械加工

MA社は、特殊鋼素材の粗加工をメインに大物・長尺品に特化した設備を保有し、旋削による形状加工や大型三次元座標測定機による受託計測なども行なっている企業です。

同社は、近隣の特殊鋼メーカーの協力工場として主に長尺丸棒素材の旋削加工を行なってきました。特殊鋼メーカーとの取引を通じて難削材を扱うことが多く、長年それらの難削材を加工してきた技術で合金鋼・ばね鋼・軸受鋼・快削鋼から合金工具鋼・超高張力鋼や高マンガン鋼・耐熱鋼・鋳鍛鋼・チタン合金まで多様な鋼種の加工を得意としています。

また、2,000L以上の長尺丸棒品を扱うことが多く、設備も大径長尺に対応するため、チャック径Φ1,000 芯間4,000LのNC旋盤にチャック径Φ500 芯間8,000Lの汎用旋盤、素材を切断する帯鋸盤も最大切断サイズが角材 2,100×1,600、丸材 1,600と国内最大級のスケールを誇ります。

近年は素材メーカーの航空機部品の取り扱い増加や航空機市場の拡大から、航空宇宙産業の品質マネジメントシステムであるJIS Q9100認証を取得し、航空機関連部品の受託加工にも取り組んでおり、近隣では珍しい長尺対応可能な横型複合加工機や高性能多面加工マシニングセンタ、加工した部品の寸法を保証する検査測定に大型の三次元座標測定機を導入。

従来の素材加工から、その先の精密な加工領域への取り組みとして大物部品の内径・深穴加工に加え、同時5軸の複合加工による3次元加工や大型・長尺・深穴・複雑形状のワークを高精度測定する受託計測サービスなどにも取り組んでいます。

3つの強み

  • 中型~大型長尺の生産設備をラインナップ
  • 特殊鋼黒皮素材荒加工から形状加工まで可能
  • 長尺品に対応できる三次元座標測定器を保有

主要製品

  • 航空エンジン部品加工
  • ガスタービン部品加工
  • 原子力部品加工
  • 電子デバイス部品素材加工

主要設備

名称代表メーカー代表型式能力・特徴台数
汎用旋盤大日金属工業DL95X800ベッド980 芯間800016
NC旋盤大日金属工業M152X200ベッド1520 芯間200010
プラノミラー丸福鉄工DP220HH1450 W6000 D13006
マシニングセンタ大隈鉄工MCV-AⅡX1800 Y1100 Z11002
鋸盤アマダH-2116ⅡW2100 H1600 φ160011
ロータリー研削盤住重ファインテックSVR18Aテーブル径φ18004
水中ワイヤ放電加工機牧野フライスU861220x910x5002
複合加工機マザックe-670H 6000Uチャックφ600 芯間60001
複合加工機マザックVARIAXIS i-1050Tチャックφ1250 H9002
三次元座標測定機東京精密ACCURA-ⅡX1200 Y4200 Z10001

MA社にご興味のある方は、RYOKO TRADING JAPAN株式会社までご連絡をお願い致します。

お問い合わせ TEL 082-942-1516