今回は製造業の【効率化】【品質向上】【技術伝承】などに対して、【見える化】で対応するシステムをご紹介します。

■情報量と記録期間を両立するカメラシステム【Sopak-C】

今回ご紹介するカメラシステムは作業場へ設置したカメラにより作業風景をリアルタイムにモニタリングしながら動画を記録しておくシステムになります。

カメラでの動画の記録というと思い浮かぶのは監視カメラだと思いますが、監視カメラのような従来の動画による記録ではデータ容量が大きくなりがちで、いざ閲覧する際に映像が重たすぎて見ることができない、容量の問題で短期間に記録の上書きが必要になってしまうといったケースもあるようです。
このカイゼンカメラシステム【Sopak-C】はコマ撮りによる動画での記録なのでデータ容量が小さく年単位といった長期間の記録にも対応。
記録データを閲覧するのも設置カメラと日時から確認したいタイミングを簡単に探すことができ、「いつ」「だれが」「なにを」「どのように」作ったかをいつでもすぐに確認できるシステムになっています。

また、監視カメラとの大きな違いとして特徴の一つに生産管理システムとの連携があり、各工程と記録データを結びつけ、まとめて管理することができることが挙げられます。
動画データが結びつくことで文字だけの情報とは比較にならない圧倒的な情報量をもつ製造記録を残すことができるほか、記録した情報を使って業務改善を行うことが可能です。

■カイゼンカメラシステム【Sopak-C】活用例

• 【効率化】
  同じ工程の作業者ごとの作業を比較してより良い作業を標準化
  実際の作業風景から改善点を洗い出し効率化や安全性を向上
• 【品質向上】
  不良品・不具合が発生した当時の記録を確認して記憶に頼らない原因究明と対策を実施
  作業の記録が顧客に対してのエビデンスとして残る
• 【技術伝承】
  作業マニュアルを文字から動画にすることで再現性の高いマニュアルを作成
  熟練者の作業風景を資料化し、作業指導資料として活用

このカメラシステムの開発元も製造業であることから自社で運用した結果、見られているという意識や別工程の状況が見えることによる作業者の作業意識の改革や履歴管理によるトレーサビリティ向上で顧客へ安心感を与えることができるなど、社内外へいろいろな効果があったとのこと。

■大手から中小企業まで多数の企業が導入

このカイゼンカメラシステム【Sopak-C】はその使いやすさと活用方法から製造業のほかにも販売業や施設など、業種や業界を超えて大手から中小まで多数の企業で導入実績があり、導入企業では【生産性】【品質】【快適さ】【安全対策/防犯】【人事/働きがい】などで活用され、効果が見られたようです。

今回ご紹介したカメラシステムの活用例や効果が気になった方は、弊社までお問い合わせください！