縦型マシニングセンター追加導入により加工生産能力を増強、既存量産品から新規取引部品まで対応

山陽鋼材株式会社 (広島県広島市)

山陽鋼材株式会社

■山陽鋼材株式会社

広島県広島市に本社を置き、鋼材の販売、切断・溶接・機械加工などの各種鋼材加工をはじめ、溶接ロボットを含めたファクトリーオートメーション(FA)システムの構築など、鋼材に関わる様々なものを取り扱っている山陽鋼材株式会社が、主に機械加工を行う沼田事業部 第2工場へマシニングセンターを追加導入。
量産品加工の加工生産能力を向上させました。

■縦型マシニングセンター3台体制へ

VCN-535C

同社の沼田事業部 第2工場では、既存設備として2台のMazak製マシニングセンター「VCN-530C」「VTC-530/20」があり、主に建設機械メーカー向けの量産部品加工を行っていますが、マシニングセンターの稼働率が高かったことから、今後予定されている加工生産量の増加を見越して新たにMazak製マシニングセンター「VCN-535C」を導入。

既設の縦型マシニングセンター「VCN-530C」「VTC-530/20」と導入した「VCN-535C」は主軸剛性や一部仕様に違いがあるものの同一メーカーのMazak製ということもあり、基本的には既存設備と同じ使い方ができるため、プログラムや段取りなどの工程を大きく変えることなく、加工サイズや切削条件などから3台のマシニングセンターの能力と稼働状況に合わせて加工予定を調整することで生産性が向上しています。

■既存取引先向けの生産対応から新規取引対応まで

今回の導入はマシニングセンターを2台から3台へ増やし加工負荷を分散することで量産品加工対応の余力を確保するのが主な目的とのこと。

確保された加工生産能力の余力は、既存取引先の生産量への対応の他、鋼材を供給している取引先や同社の別事業部を経由して舞い込む機械加工品の引き合いへの対応や新たな加工のトライなどにも活用を予定しており、新規を含め取引拡大を目指しています。

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